ソロキャンプ初心者必見!まずは予算2万円で道具を揃えよう
これからキャンプを始めてみたいけど、そもそもキャンプって何が必要なの?
テントとかって結構高いんじゃないの?
相場がどれくらいか想像もつかないかと思いますが
初めてキャンプを経験される方に最初から高額なキャンプ用品をそろえる必要は
ありません。まずは必要最低限の物からなるべく予算を抑えた
【2万円コース】での一人用キャンプ道具のセレクトを紹介します。
キャンプ初心者向け低予算でコンパクトに
ソロキャンプが最近注目されています。
家族や仲間たちとワイワイとバーベキューをやって夜は焚き火を囲んで語らう…そんなキャンプもよいですが
都会での日常から逃げて自然の中で好きな所にテントを建てて夜空を見上げながら飲む一杯などとても贅沢で最高に気持ちが良いものです。
しかしキャンプとなるといろいろお金がかかるんじゃないかと思われがちですが必ずしもそんな事はありません。
有名アウトドアブランドなど高額アイテムを揃えると、いくらでもお金が飛んでいってしまいますが、100円ショップやホームセンターを上手く使って予算を抑える事も出来ます。
一通り揃えてしまえばホテルや旅館に泊まるのとは違い何泊しようと内容は変わらないので旅に使うなら宿泊費だって節約できてしまいます。
冬は装備がかさみ難易度高め、初めてのキャンプは春夏がお勧め
私はキャンプ暦4年目になりますが、バイクを使ったツーリングキャンプをしています
車なら荷物がかさんでも問題ありませんが、移動がバイクとなると積載に制限がある為、荷物を必要最低限に抑える必要が出てきます。
おのずとコンパクトで費用を抑えた構成になりますので、ツーリングキャンプに限らず全ての初心者の参考になると思います。
それでは、まずはこれだけはという物から紹介していきますが、ここではキャンプ時期は春から夏頃までを想定しています
冬キャンプになると防寒装備がかなり重要になり初心者にはまずお勧めしません。
テントやシュラフ(寝袋の事)も冬用のかなりしっかりした物が必須になってきますし
中には真冬の極寒時期を好んで雪の積もる中、テント用薪ストーブなど焚きならがキャンプを決行している猛者も居ますが、ここでは春夏装備のみとして考えていきま。しょう。
キャンプには最低限これだけは必要
まず絶対必要と思われる物はこんなところです。アウトドアショップなどに行くとこの辺りは必ず置いてあります。
※紹介した参考価格は記事作成時のもの
テント
4~5千円程度。ソロで使う小さなサイズで大体2人用と表記されていますが実際は2人だと窮屈なことが多く、自分と荷物を入れて1人用と考えます。
春夏秋に対応する「3シーズン」用を選びましょう。テントの「4シーズン」用というのは冬の雪が降った状態での使用を考えられたモデルで装備や強度も増しますが金額も高くなります。テントは3シーズン用で十分です。
そして初心者にはセットするだけで立ち上がる自立型がおすすめです。非自立型は組み立てにコツがいりペグが打てない場所での設置が難しい事から初心者向きではありません。
シュラフ(寝袋)
2~3千円程度から。安いものでこの位、ホームセンターのオリジナルブランドなど千円台の物まであります。
長方形の「封筒形」と呼ばれるゆったりした物と「マミー型」と呼ばれるミノムシみたいに体に密着する部分が多い保温性の高い物があります。
シュラフの説明に書いてある最低使用温度とはその時期に則した衣服を着込んでいる事が前提の温度。製品の表示に対して3~5度くらいは余裕を持っておかないとかなりの確立で寒い思いをします。
マット
2~4千円程度。寝る際にシュラフの下に敷いて使います。草地ではないキャンプ場だと
石などで結構地面がゴツゴツしているものです。
クッションとして、または地面から熱を奪われるのを防ぎます。真夏でも夜になると足元は想像以上に冷えます。初心者は見落としがちですがシュラフ(寝袋)と同じくらいマットは大事です。朝まで一睡もできなかったなんて事のないように用意しておきましょう。
銀マットという1センチくらいの厚みの固めのスポンジ状のもので1000円くらいからもあり、少し値のはる空気で膨らませるタイプのものもあります。
あとは若干別カテゴリーに踏み込みそうな感じですが「コット」と呼ばれるキャンプ用の簡易折りたたみベッドもあり、そういったものを使う人もいます。
ランタン
3~4千円程度。照明器具ですフックが付いていてテントの天井部分に吊るしたり外で明かりとして使用したり用途は様々です。夜になるとキャンプ場は真っ暗になるので必須。
ガスやオイル式の物もありますが管理しやすい乾電池式のLEDの物が良いでしょう。
明かりも電球色と昼白色とがあって好みはあるでしょうが電球色の方が雰囲気が出るのでおすすめです。昼白色ですとなんとなく自宅に居るような気分になるんですよね。上で紹介しているランタンはどちらも電球色になります。
ストーブ
3~4千円程度。ここでいうストーブとはお湯を沸かしたり鍋に火をかけるガスコンロ的な用途の物。キャンプの煮炊きには欠かせない道具です。単にストーブともクッキングバーナーとも呼ばれます。
ホワイトガソリンや固形アルコールを使用する物もありますが、安く入手しやすいCB(カセットボンベ)缶を使用した燃料バルブの調節のみで細かな火力調節が可能なガスストーブが製品の種類も多くお勧めです。
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コッヘル・クッカー(鍋)
1~4千円程度。クッカーとも呼ぶ、キャンプ用の収納性と携帯性に優れた鍋。
蓋や鍋自体もそのまま食器としても使います。私はごはんもこれで炊いています。
ハンドルを折り畳んで大鍋、子鍋と重ねて収納できます。上記のストーブと合わせて一緒に選ぶと良いでしょう。
アルミ製コッヘルは熱伝導率に優れ熱が均一に伝わりやすい。チタン製は軽量化と耐久性に優れるものの熱伝導性が低く焦げ付きやすいです。
火が通せれば何でも良いので100均の子鍋等で代用しても問題はありません。
必須と言える物でこんなところですね。記事作成時の相場で15500円ほどで収まってしまいました。
あと折り畳みの椅子やテーブル類も欲しいですが、上手く買い物すれば2万円の予算で椅子やテーブルも追加できそうですね。
最初のうちは地面に直接座ってても構わないですが、小さなものでもあれば快適さは段違いによくなります。
食事をするだけではなく調理をするのにもフラットベースはあると便利です。この辺りのサイズのローテーブルだとテントの中でも使えるのでオススメです。地べたでの食事は一気に惨めさが加速するのでテーブルの使用は必須です。キャンプとただの野宿との決定的な違いです。
必要な道具の取捨選択を
アウトドアメーカーが作っているキャンプ用品は便利なものもあれば、いちいち値が張る無駄商品もあります。
収納性を求めて分解や折り畳みできる物が多いですが、なかには真ん中からスクリューで分割できるお箸まであって割り箸しか使わない私からすれば必要なギミックなのか謎ですし
パラボラアンテナみたいな大きな傘状の物を展開して太陽光の熱を集めて湯を沸かす頭の悪い馬鹿商品もあります。火を使え火を!
キャンプ道具はどこで買えるのか
キャンプ道具はどこで揃えられるのか、実際に店舗での購入を考えてまず一番に思い浮かぶのがアウトドア専門のショップです。
有名で大きな所ですと「WILD-1」、「モンベル」、「石井スポーツ」などがありますが、こういったアンテナショップは値が張るものも結構多いです。
ですが実際に店内を見て回るだけでもとても楽しいしテンションが上がります。
あとはスポーツ用品店やビッグカメラ、東急ハンズなどにも春から夏にかけてキャンプ用品売り場を拡大しています。
中でもスポーツデポ・アルペンはおすすめです。「SOUTH FIELD」というオリジナルのアウトドア用品のブランドを設けており
クッキング用品から大型テントまで上うぶでしっかりした商品が購入しやすい価格で取り揃えてあり、時々まとめ買いでの割り引きセールなどもやっています。
近場にアウトドアショップがない場合、ホームセンターやドンキホーテなどの
キャンプコーナーを見てみるのもおすすめです。この辺りも必要な一式は大体置いています。
100均もアウトドア小物がかなり充実しています
アウトドアショップに行くとなんでも売っててテンション上がるので
いろいろ欲しくなってしまいますが、品揃えの面では100均も全然負けません。
・椅子
ホームセンターでは500円程度の高さ30センチ程度の背もたれの無い小さいタイプ。
・食器類
アウトドア用の折り畳み式のスプーン&フォークも100円であります。コップなども
・調理器具
フライパンやナイフ、まな板なども薄くて軽い携帯性優れたものがあります
10得ナイフもあります。
・調味料
しょうゆなどスーパーで売ってるような大きなボトルではなく片手に収まる小サイズの
携帯サイズが便利
・炭、着火剤
年中置いてるかは分かりませんがこういった物も扱ってます
・携帯枕
空気で膨らますタイプの携帯枕。アイマスク等と並んで売り場に陳列されてるので
探してみてください。表面がフェルト地になっていて頭に敷いても
ビニール風船のようにキュッキュとこすれる音がしないので眠りの邪魔になりません
私もよく使っていて
一度穴が開いてしまいましたが便利なのでまた買いなおしました。
・CB缶
カセットボンベ缶。ガスストーブの燃料として使用します。
キャンプ用品の宅配レンタルショップ【CAMPDAYS】
キャンプ道具は全て宅配レンタルという手もあります。CAMPDAYSなら全国配送で自宅やキャンプ場へ直接お届けで楽々!
レンタル合計金額5,000円以上は『送料無料』です。
ソロキャンプにおすすめのキャンプ場
道具を揃えたら今度はキャンプ場に実際に出かけてみましょう。
下記の記事でいくつかおすすめのキャンプ場を紹介しています。
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まとめ
どうですか、意外と安く始められるんだなとは思いませんか
金額的なハードルはそんなに高くは無いでしょう?
ただなんでもかんでも簡素化してしまうのは面白みにも欠けてくるので
ここから自分ならではの遊べる要素なんかも足していくといいですね。
例えば釣竿だったり本だったり現地で楽しめるような物があったりするとさらに楽しくなりますよね。
それでは以上、『ソロキャンプ初心者必見!まずは予算2万円で道具を揃えよう』でした。