腐食で割れてしまった和包丁の柄を自分で交換する方法
皆さんは包丁の手入れはしているでしょうか。
私は全然してません。料理を作るのは好きな方なのですが
洗い物は後回しにしてしまい包丁も水に浸けてそのままにしていたら
柄部分が腐食して割れ始めました。
こんなになるまで何故放っておいたんだ!?
ずっと包丁買い換えなきゃなと思いながらも切れ味は落ちていないので
そのままずっと我慢して使い続けていたのですが
どうやら柄部分だけ交換できるというのを知り、自分でやってみる事にしました。
アマゾンで交換用の柄を探したのですが沢山の種類があってどれを買えばいいのか
そもそもうちで使ってるのは何包丁に分類されるのか分からず。
出刃包丁だけでも小出刃、中出刃、出刃などあって迷いましたが
安いし間違ってもいいかと
多分これでいけるだろうと代表的な出刃用の物を注文
翌日には届きました。いつもの簡易梱包です
アマゾンはいつもこんな感じの梱包ですが箱の中で動いたりしないので良いですね。
こういった2000円未満の注文でもプライム会員だと送料がかかりません
作業の前に手を切らないように厚紙で刃の部分をぐるぐる巻きにして保護します
そして金槌を利用して腐食した木の部分を叩き割ります。
中子本体部分もかなり錆が回って膨張してます。
錆び部分を叩いたり削ったりして大まかに落とします。
錆びによる腐食が想像より酷くて錆を落としていくと中子本体もどんどん
削れて痩せ細っていくので焦ります。
適当なところで止めて320~600番のサンドペーパーをかけて仕上げました。
新品の柄は良いですね。しかし、買った直後で今は綺麗ですけど
無塗装で何のコーティングも施されてないので
使っていくうちに手の汚れや料理汚れなんかですぐに真っ黒になる事が
容易に想像がつくのでここは先にニスを塗って
汚れが目立たない色に変えてしまいましょう。
ニスを塗って2時間くらい乾燥させた後、柄を差し込み
柄尻部分を金槌で軽く何度か叩き適度な部分まで押し込みます。
完成です。やってみれば結構できるものですね。
最初は買い替えも考えてたのですが、親がずっと使ってたのを
受け継いだもので多分、何十年と使われてたやつだと思うんですよね。
あまり大事に扱ってなかったとはいえ、直せるなら直して使いたかったのです。
かかった費用はおよそ360円。
錆とりや研ぎ、ニスの塗装、乾燥込みで3時間くらいかかりました。