新しいジオラマ素材 KATOの大波小波で水面を作る
ウォーターシステムシリーズ「大波小波」と「さざ波」だ。
透明なゲル状の素材で薄く盛り付けていくことで簡単に水面が表現できます。
「大波小波」は盛り付け整形が出来て飛沫や波表現に使えます。
「さざ波」は大波小波より緩い素材で波の無いなだらかな水面を作るのに
適しています。
ここでは「大波小波」を使って作業してみたいと思います。
ゲル状の素材でスティックで水景を作りたい場所に塗りつけます。
一度乾燥させた後に追加で盛り付けする事で2.5cmまでの
大波を造る事が出来るそうです。
完全硬化まで24時間かかります。
材料です。木製ベースとコルクの皮です。
コルクは岩肌の表現として使用します、どちらも東急ハンズで購入しました。
木製ベースにはあらかじめニスを塗っておきました。
今回は浜辺と滝の二種類のジオラマを同時に製作していきます
カットしたコルクを配置してボンドで接着します。補強のため太めの真鍮線を
穴を開けて差し込んでいます。
地面は軽量カラー紙粘土を使います。後から色を付けるので白でもいいですが
黒や茶色など地面と色が近い物を使うのが良いでしょう。
乾くと剥がれてくるので粘土の下にもボンドを塗っておきます。
水面にする部分にはモデリングペーストを塗りつけます。
元々は絵画の下地としてキャンバスに塗る漆喰のような
下地剤で画材屋などで購入できます。
モデリングペーストが乾燥したら上から水面の色を絵の具(アクリルガッシュ)で塗りました。
地面も粘土の上からアクリル絵の具で塗っておきます。
ここから水景を作っていきます。
「大波小波」をスティックですくい上げて塗っていきます。
途中で波を意識しながら爪楊枝で引っかいて荒らしたりします。
波打ち際など派手に水がぶつかった感じにするとそれっぽいです
水面に塗り終えました。硬化後白の絵の具で波にハイライトを入れます。
それでは以下、完成です
完成です。滝は下敷きなどに必要な長さを塗りつけて硬化後剥がして
「大波小波」を接着剤として貼り付けます
草部分はタミヤの「情景テスクチャーペイント」(草 カーキー)を使用しています。
砂浜にはタミヤの「情景テスクチャーペイント」(砂 ライトサンド)を使用しています。
いかがでしょうか。息抜きにこういうのを造ってみるのもたまには良いですね