スズキ 新型ジムニー/シエラ 20年ぶりのフルモデルチェンジ 7月5日発売
スズキの4WD/SUV ジムニーとジムニーシエラが2018年7月5日に発売される
見通しです。
形式番号はジムニーがJB64W、ジムニーシエラがJB74Wとなります。
これまでも細かなマイナーチェンジは幾度となく繰り返してきましたが
1998年発売の3代目JB23型から
実に20年ぶりのフルモデルチェンジとなる4代目ジムニー
2018年現在のニーズに合わせた安全装備の追加や各種の変更点など
どのような変貌をとげたのか興味がありますね。
グレードはXC/XL/XGの3種類で
価格は145万円~195万円の価格帯に落ち着くと予想されています。
ジムニー/ジムニーシエラ
ジムニー(Jimny)はスズキが1970年から販売している軽自動車のオフロード4輪駆動車である。
当初から高い完成度を誇り、初代の発売以来2度のフルモデルチェンジしか行われていないスズキの人気車種で国内外に沢山のファンを抱えています。
ジープのような本格的な構成で軽自動車初の4輪駆動オフロード車で発売されると
同時に大型の4輪駆動車に勝る機動力と評価され大きな成功を収める事になった。
ジムニーとだけ言えば通常は軽自動車の方を指すが、排気量を向上させた
普通自動車仕様のジムニーシエラ(ジムニーワイド)もある。
車名の由来はジープ(Jeep)型のミニという意味で「Jeep」と「mini」「tiny」を
掛け合わせた造語であるとされる。
新型ジムニーのカタログ画像
カタログからも分かるようにジムニーシエラも同時発売することは確定のようです。
ボディーのカラーは10色以上、有償オプションの屋根の色が違うツートンカラーもあるようです。
基本設計は前型(JB23型)から大きな変更はなしですが
外観についてはJB23型の丸みを帯びたデザインから初代から第2世代の頃のような
元祖返りしたかのような角ばったデザインに変更。
いまだにジムニーといえばこの角ばったデザインの方がイメージとして
強く、しっくりくるの人も多いかと思います
ファンの多くは期待通りの形となったのではないでしょうか。
助手席と後部座席を倒してフルフラット化が出来るようです
おそらく前後のヘッドレストは取り外す必要はありますが
市販の改造キットなしで簡単にシートのフルフラット化ができ
これは車中泊にも丁度よさそうです。
4代目モデルの開発にあたり、エンジニアはこれまで世界で活躍するジムニーを
見ることによって蓄積した知見を集約し、継承すべき点と進化させるべき点の
洗い出しを行い。どんなシーンでどのように使われてきたのか
世界中のジムニーファンの要望に応え新たな進化を遂げたのが
この新型ジムニーであり 、無駄を排してジムニーらしさを徹底し
世界の奥地へ分け入る走破性と無駄の無い機能美が一体となった
コンパクトな4WD。
スズキの大ヒットSUV軽自動車ハスラーとは一見似ているようで
明確にコンセプトが異なるこの車両にはスズキのプライドをかけた意気込みを感じさせます。
駆動はパートタイム四輪駆動で確定
4WDといっても全ての車種がいつも四輪駆動して走っている訳ではありません。
一般的に4WDは燃費が悪く、振動や負荷も車体にかかりやすいなどの
デメリットもあるのです。
そのためフルタイム4WDに対してパートタイム4WDという駆動方式があり
これは操縦者が手動で二輪駆動と四輪駆動を切り替える事で
通常走行では二輪駆動、スリップしやすい雪道での走行や足場の悪いオフロードでの
走行時には四輪駆動を選択し切り替えが出来る方式です。
新開発のラダーフレーム
こちらも確定情報で一般的なモノコック構造ではなく
専用設計のフレームが使われているようです。
専用チューニングのRA06型ターボ搭載
排気量660ccの直列3気筒ターボエンジンを搭載し
トランスミッションは4速ATと5速MTがラインナップされます。
「シエラ」については排気量1.5L 直列3気筒自然吸気エンジンに
トランスミッションは4速ATと5速MTのラインナップが確定しています。
ライバルのパジェロミニにも期待
スズキの新型ジムニーとても期待できそうですね。
現在、三菱の軽4WDであるパジェロミニに乗っていますが同じようなタイプの車として
よく比較されてます。
パジェロミニも2017年に新型が出ると噂されましたが、結局のところ
何も発表はありませんでした。
しかし今回、ライバル車種のジムニーが新型を投入してきた事で三菱も意識せざるを
得ないと思うのですがどうでしょう。