「ウォーキング・デッド」リック役 アンドリュー・リンカーン降板は既に確定

6月 19, 2018

 ウォーカー（ゾンビ）が蔓延る世界を描く

海外の大人気ドラマシリーズ「ウォーキング・デッド」の主人公リックを

8年にわたって演じてきたアンドリュー・リンカーンが

新シリーズ　シーズン9をもって降板すると報じられています。

 

 

長い脇役と下積み生活から一躍有名人に

アンドリュー・リンカーンはイギリス出身の俳優で英国王立演劇学校で演劇を学び

その後はBBCのホームコメディドラマや演劇などで目立った役はないものの

着実に役者としてのキャリアを積んできました。

そして2010年、自らの出世作となる作品「ウォーキング・デッド」の主役

リック・グライムズ役として大抜擢されました。

 

当初はここまで大人気作品になるなんて思いもしなかったし、これだけ

キャリアを積んできて「今更ゾンビ物なんてＢ級作品をやらせるつもりか」と

かなり難色を示していたそうですが

脚本を読んでみると、大変作りこまれた人間ドラマとして描かれている面もあって

これなら役者としての自分の演技をみせる事が出来そうだと思い直し

仕事を引き受けたそうです。

 

結果、誰も想像もしてなかった程のヒット作品となり一躍有名人となってしまいました

 

 

アンドリューのギャラはいくら？

降板の理由は何でしょう、ギャラに問題があったのでしょうか？

アンドリューのギャラは一話あたりずっと日本円で約920万円だったそうです。

ところがドラマのヒット続きによりギャラも跳ね上がり、シーズン7からは

一話あたり約6000万円まで増えたようです。

となるとギャラが原因でもなさそうです。

 

 

シーズン8の展開が精神的に堪えた

長期間の契約によって母国イギリスに居る家族と毎年離れて過ごしている事や

他作品に出演が出来ないなどの事が足かせになっていたのではというのも

ファンの間で囁かれてましたが、一番納得のいく理由として

 

シーズン8でリックの息子カールがウォーカーに噛まれて死んでしまった事が

凄く堪えたのではないかと思います。

カール役のチャンドラ・リッグスはシーズン1からずっと出演してきて

初登場時はまだ10歳の子役でした。それがシーズンを重ねる毎に

お前は誰だ？ってくらいグングン背が伸び立派な青年になっていきました。

作中でも情緒不安定ぎみなリックよりしっかりしていて

このまま成長していけば周りを引っ張っていけるような存在になってたに違いありませ

ん。

 

リック・グライムズの役どころとしてもシーズン1での世紀末的な状況下から

息子と妻を捜索するところから始まって、その後妻が亡くなり

あとは息子と道中で生まれた娘を守る事がリックの心の支えになっていたところでの

カールの退場です。

ドラマの中の話とはいえ相当ショックを受けたのだと思います。

それこそシーズン7ではスタッフにグレンが退場すると聞かされた時も

息が詰まったと言うけどその比ではないはずです。

 

 

今後はダリルを物語の中心に置いていく

「ウォーキング・デッド」はメインの登場人物であれどんどん命を落としていくので

気が抜けませんが主人公といえども例外ではないのでしょうか。

海外ドラマ「スリーピー・ホロウ」ではシーズン3で主役が命を落として降板して

いるので今時はこういう事も珍しくは無いのかも知れません。

 

作中一番人気のダリルを主役に置き換えていくような噂も聞こえてきます。

現にダリル役のノーマン・リーダスは残留する見返りに大幅な報酬アップの交渉を

しているそうですし、本当にどうなっていくのでしょうか。

「ウォーキング・デッド」シーズン9は2018年秋から配信予定です。

 amazonプライム会員ならウォーキング・デッドが無料で見られます。