特装版は不要? 西尾維新×大暮維人 漫画「化物語」第1巻購入しました
「週刊少年マガジン」連載中の西尾維新原作、大暮維人作画の漫画「化物語」の
単行本第1巻が発売されたので購入しました。
物語シリーズ
高校生の主人公・阿良々木暦が春休みに「怪異」と呼ばれる奇妙な事件に巻き込まれて
以来、身の回りで起こる怪異による現象を解決していく物語です。
2006年から原作小説が刊行。2009年にはアニメ化され
2018年3月から漫画連載も開始されました。
特装版と通常版の違い
「化物語」第1巻には特装版と通常版の2種類が出ていますが違いを説明します。
特装版:1600円
原作小説オマージュ仕様の描き下ろしイラストの豪華ハードカバー
西尾維新書き下ろし短々編「ひたぎディッシュ」収録
大暮維人描き下ろし「化“者”語」収録
ゲスト(真島ヒロ、大久保篤、金田陽介)による特別寄稿「化物画廊」カラーイラストカード付き
通常版:590円
短編やゲストイラストは無し、通常のマガジンコミックス仕様
1000円の価格差は果たしてあるのか
うちも原作小説は所持しているので同じ仕様のハードカバーはサイズが統一できるし
割と良いなと思っています。
しかし、書き下ろし短編が付くとはいえ倍以上の値段にするだけの価値は
果たしてあるのかなと考えてしまいます。
流石に価格差がありすぎでしょう。
ゲストイラストに関しては各作家のファンには申し訳ないけど無くてもいいかな。
これが原作小説の表紙を描いてるVOFANやアニメ版のキャラクターデザインを
されてる渡辺明夫だったらまた印象も違ったでしょうけど・・・
結局通常のKindle版に決めました
ハードカバー仕様の特装版を買って小説版と並べたりもしてみたいですが
つい数日前の記事で書いたばかりでありますが
本を中心に物を減らそうとしている最中でして
電子書籍への移行を決意しかけたばかりなのです。
最終的に漫画版が何巻まで出るかも分かりもしないし結局のところ
電子書籍版を購入してしまいました。
漫画版の表現には非常に満足
このコミカライズには連載開始当初からかなり気に入っていて
物語シリーズはアニメから入ったクチですが、シャフトのアニメ版よりも好きです。
原作の文体もアニメの演出も特有の癖があって、勿論それが好きな人も多いでしょうが
私の場合それが苦手だったのですが、メディアが違うおかげか漫画版では
その辺りの要素が薄まってかえって取っ付きやすくなったと思ってます。
自分の好みですが、これから物語シリーズに入るならアニメや原作よりも
漫画版を薦めます。
通常版・特装版ともに売り切れて転売などされてるようですが
両仕様とも再販が決まっているそうなので初版にこだわらないのであれば
再販を待ちましょう。
kindle版ならばすぐ購入できます。