「シン・ゴジラ」がAmazonプライムビデオで見放題に!見るポイントなど
Amazonプライムビデオにてシン・ゴジラの配信が始まっています。
シン・ゴジラだけでなく8月末までにプライムビデオに東宝製作・配給の映画が多数加わります。
追加予定の映画作品は以下の通りです。
アマゾンプライムに追加予定の東宝映画
【2018年8月1日配信開始】
GODZILLA(1998年アメリカ映画)
奇跡のリンゴ
青天の霹靂
GODZILLA ゴジラ(2014年アメリカ映画)
神さまの言うとおり
寄生獣
寄生獣 完結編
orange-オレンジ-
シン・ゴジラ
【2018年8月8日配信開始】
世界の中心で、 愛をさけぶ
いま、 会いにゆきます
トリック劇場版
トリック劇場版2
劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル
トリック劇場版 ラストステージ
バクマン。
【2018年8月29日配信開始】
ロボコン
阿修羅のごとく
サイレン FORBIDDEN SIREN
岳 -ガク-
星守る犬
宇宙兄弟
悪の教典
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド
アイアムアヒーロー
怒涛の東宝映画ラッシュですね。
Amazonでの評価は微妙だが庵野映画としては最高
もうシン・ゴジラについては語りつくされているとは思いますが少しだけ
よく実際にゴジラが出現した際の対応をシュミレーションしてに描いたなんて言われていますが
そこについては上手くいってる部分そうじゃない部分、思うところもありますが
エヴァンゲリオンの庵野秀明映画としてはとても良く出来ています。
これまでの着ぐるみ怪獣映画を全く観てない人やエヴァンゲリオンを知らない人が
なんか話題になってたから観てみたけど酷い映画だったねと言ってるのをよく見かけますし、大量のテロップや早口の台詞回しなど内容が頭に入ってこないというのも分かります。
そしてAmazonプライムビデオで今回初めて観た人達の低評価もかなり多いです。やはり映画館にお金払って自ら進んで見に行ってる人達とでは温度差にかなりの開きがあります。
こういう評価を見てしまうと、やっぱりオタク向け映画なんだなと肩身の狭い思いをしてしまいます。ラストシーンの尻尾が第5形態の伏線になってるところとかも興味ないでしょ?
シン・ゴジラはエヴァンゲリオンとして観るのです
そこで開き直って私は「シン・ゴジラ」は「エヴァンゲリオン」の実写映画のつもりで観るのがいいと思います。
もしくは想像の翼を羽ばたかせてシン・ゴジラのラストからセカンドインパクトが起きてエヴァンゲリオンの第壱話に繋がるというエヴァの前日譚という観かたです。
永井豪の「バイオレンスジャック」が17年という長期の連載期間の末
バイオレンスジャックの正体は不動明(デビルマン)で「バイオレンスジャック」という作品自体が「デビルマン」の中で起こったお話じゃったんじゃという衝撃のラストを迎えたように
「シン・ゴジラ」は「エヴァンゲリオン」の中の話として観るのです。
そうなってくると劇中の明朝体テロップも随所に流れるエヴァのBGMもすんなり受け入れる事ができるようになります。
会議シーンに見られる独特のカメラアングル「実相寺アングル」の多用などは
エヴァンゲリオン第弐話の碇ゲンドウと委員会の会議シーンとやってる事同じですしね。
シン・ゴジラの登場人物は全員有能
ただエヴァンゲリオンの時に比べて自衛隊員や政治家の見せ方が非常に上手くなってます。
エヴァの時は敵の強さを表現するために「何故だ!直撃のはずだ!」とか叫ばせて
自衛隊を無能の集まりの様に描いてましたが
シン・ゴジラでは同じ様に軍の砲撃に効果ないという描写でも淡々と報告して、より大口径の武装の使用許可を上層部に求めるなど冷静な軍人描写をする様に進歩しています。
政治家たちや総理などについても主人公を持ち上げるために、わざと話の分からない馬鹿に描くような真似をしていないのです。
政治家たちの早口も実際に政治家が早口なわけではなく、あれは溜めたり驚きなど
余計な演技を台詞にのせないように監督がコントロールした結果だと思います。
ただ石原さとみはもうちょっとどうにか出来なかったのかと思いますが、あれもエヴァとして観るならアスカの役割なんだと思って観て下さい。