夏のビーナスラインツーリング 信州高原おすすめ絶景ロード
長野県の茅野から蓼科、霧が峰そして美ヶ原高原に至る「ビーナスライン」
多くの観光地を経由しながら続くワインディングロードです。
標高2000メートルの終点美ヶ原は夏場といえども涼しい風が吹き抜けます。
信州ビーナスラインのツーリング・ドライブにおすすめのルート
茅野からスタートして蓼科高原、白樺湖を通り大門峠から車山、霧が峰へと続く稜線をなぞるような快適なワインディングで景色も良いです。
途中の休憩ポイントも多く、富士山が遠望できるところもあります。
広々とした草原が気持ちのいい霧が峰から八島湿原を経由し和田峠へ
さらにそこから松本への分岐になる扉峠まで走る。
扉峠からしばらく続くワインディングで一気に標高を上げて、標高2000メートル地点
美ヶ原が終点となります。
美ヶ原には屋外展示の美術館があり北アルプスの雄大な景色も堪能できます。
大門峠から美ヶ原までがビーナスラインのハイライトでおよそ45キロメートルの距離になります。
かつては高額な有料道路でした
日本を代表する高原リゾートとして人気が高く、様々な観光施設が完備されているため
一年を通して多くの観光客が訪れます。
かつては高い通行料が必要だった有料区間も現在では無料化され、それによって利用者も増加し交通量が増えました。
皮ジャンを着ていくべきか装備で迷う
夏の暑い時期ではありますが標高2000メートルを超えるビーナスラインはかなり気温が低いらしい。
普段ならTシャツの上からメッシュジャケットを羽織って出かけるこの時期ですが、どんな格好が良いのか悩んでしまいました。
それなら詳しい人に聞くのがよかろうと思い、予約していた宿の主にメールで相談し皮ジャンで行く事に決定。
この宿の主もバイク乗りですし現地の正しい情報も得られるので信用できます。
家を出る前、自室で皮ジャケットに袖を通した途端背中から汗が噴出してくるのを感じます。
諏訪ICから美ヶ原ルートへ
ビーナスラインは諏訪ICから茅野市街を抜けてスタートするルートがお勧めです。
諏訪湖にもついでにちょっと立ち寄りました。
森の中を走りぬける蓼科高原エリア
蓼科(たてしな)高原エリアではまだ優れた景色もなく、ぐねぐね曲がった道が多いので走りに集中しましょう。
ここで我慢した分、後々快適になってきます。
ロープウェイもあるそうです。
「北八ヶ岳ロープウェイ」日本三大アルプスの絶景を眺めることができる、ロープウェイです。山頂では高山植物や四季ごとの植物が見られるので、散策も楽しめます。
八ヶ岳の北端に位置する北横岳と縞枯山の間に架かり、山麓駅(標高1,771m)から山頂駅(同2,237m)までの高低差466mを約7分で駆け上がります
白樺湖エリア
この日は天気がイマイチでしたが、天気がいいと眼下の白樺湖、遠くには南アルプスや富士山まで見えるそうです。
白樺湖から先は路面の状態も良く。ツーリングも楽しめるようになってきます。
車山高原エリア
これまでに比べてかなり走りやすい道になっています。
標高も1500メートルを超えてかなり涼しいです。
茅野市街では35℃あった気温もこの高さまで上ってくると22℃まで下がりました。
皮ジャン着てきて正解でした。更に上を目指します
ゆるキャン△の4話でリンちゃんが来てたのもこの辺りです。
アニメ観てて原付でビーナスラインとかよく登ってくるなーと思ってたのですが
原付どころかロードバイクなど自転車で来てる人もちょくちょく見かけます。
標高2000メートル美ヶ原高原エリア
急勾配で曲がりくねった道が続き、ハンドルを握る手も緊張します。
2000メートルともなると皮ジャン着てても襟元などの隙間から入ってくる空気がかなり冷たいです。
こんな寒い中Tシャツ姿でハーレー乗ってるライダーとすれ違って2度見してしまいました。
雲より高くてまるでラピュタから覗く景色のようです
美ヶ原高原美術館に到着。そういえば朝からずっと運転してたのでお腹がすきました
売店で鹿肉の串かつを購入しました。上手く噛み切れずに衣が全部剥がれてしまいました
猪は食べたことあるけど、記憶の限り鹿肉は多分初めてです。
ライダーハウス「ロッジモーティブ」に宿泊
ビーナスラインの蓼科エリアにあるライダーハウス「ロッジモーティブ」です。
「ライダーハウス」というのはオートバイや自転車などでの旅行者を主な対象にする比較的簡易な宿泊施設の事です
主人もライダーで日本全国を走り回って自費出版でツーリング本も出しています。
私も直接購入させてもらいましたが綺麗な写真も多くとても良かったです。
食事はこの部屋で取ります。食事は事前予約が必要ですが、持ち込みなどもOKです
この日の客は私1人だけでしたが、持ち寄りで宴会などする事もあるそうです。
食事をした後はご主人とバイクやツーリングの話題で盛り上がりました。
夜は結構寒くて8月ですが長袖Tシャツの上からトレーナーを重ね着してました。
聞いた話では前日はもっと寒く暖房までつけてたそうです。
部屋数も割りと多くて相部屋になることはありません。
こちらの部屋をお借りしました。思ってた以上に疲れてた様で朝までぐっすりでした。
一日中曇り空で微妙な天気でしたがビーナスラインで雨に降られずに走れて良かったです。
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まとめ
ちなみに泊まった翌日は一日中雨で東京までずっと雨の中運転していました。
それでは以上、「ビーナスラインツーリング 信州高原おすすめ絶景ロード」でした。