年収25億円を稼ぐ7歳児 ライアン君、世界で最も稼いだユーチューバーに
米経済誌Forbesが「2018年に最も稼いだYouTuberランキング」を発表しました。そこで1位になったのはなんと若干7歳の小学1年生のライアン君でした。ちなみにこのライナン君、2017年のランキングでは8位でした。
Youtuberライアン君の年収は2200万ドル(約25億円)
2018年最も稼いだユーチューバーライアン君の累計動画再生数は260億回、そしてその動画再生で得られた収入は2200万ドル(約25億円)に達しました。
1位 ライアン(Ryan ToysReview)/2200万ドル
2位 ジェイク・ポール/2150万ドル
3位 デュード・パーフェクト/2000万ドル
4位 ダニエル・ミドルトン(DanTDM)/1850万ドル
5位 ジェフリー・スター/1800万ドル
6位 マーク・フィシュバーク(Markiplier)/1750万ドル
7位 エヴァン・フォン(VanossGaming)/1700万ドル
8位 ショーン・マクローリン(Jacksepticeye)/1600万ドル
9位 フェリックス・シェルベリ(PewDiePie)/1550万ドル
10位 ローガン・ポール/1450万ドル
富士の樹海で炎上したローガン・ポールもまだ1450万ドルも稼いでるんですね・・・
ライアン君のチャンネルは日本のユーチューバーにも人気のある開封系のコンテンツで玩具やガジェット類を開封しながらその商品を説明していくものです。ライアン君は新作のおもちゃをレビューするチャンネルを開設していて多いものでは数億回の再生数になるものもあり単体の動画で16億回を超える再生数を稼いでいるものもあります。
16億回の再生数の動画がこちら
撮影はプロの撮影チームが行いスタッフが編集作業まで行っているそうです。
ライアン君は3歳の時に両親が動画を撮りはじめ、4歳でYouTuberデビューを果たすと世界中の子供たちからの人気を獲得し開設から3年あまりでチャンネル登録者数は1730万人を超えています。国内1位のはじめしゃちょーで717万人ですのでその倍以上。
稼いだお金はどうしてるのか?
年収2200万ドル(約25億円)とは小学生が持つにはあまりにも多すぎる額ですが、稼いだお金はどのように管理しているのでしょうか。
アメリカ合衆国には『クーガン法』という法律があって、クーガン法とは子役が稼いだ収益の一部を子役自身のために残す事を義務づけた法律です。
この法律は1921年のチャップリン映画「キッド」に出演した子役、ジャッキー・クーガン(当時7歳)にちなんだもので子供であったクーガンが稼いだ約300万ドル(当時のレートで約11億円)という資産を両親が全て使い切っていた事が発覚して両親が起訴された事が切っ掛けとなり制定されました。
その法律では未成年者の稼いだ収益から15パーセントは別口座に積み立てられ本人が成人するまで保護される事になっています。
そして残りの額で養育費を確保しておく事や動画の運営・製作に、おもちゃの購入資金として当てられているのでしょう。
ライアンがレビューしたおもちゃは翌日から飛ぶように売れるため、小売店も売り場にライアン君のPOPを貼り出すなどの宣伝をしています。
そんな「ライアン効果」に目をつけたのがアメリカの大手スーパーウォールマートです。ウォールマートでは「ライアンズ・ワールド」というシリーズでグッズ展開している程でライアン君自身写真の入ったグッズが売られているほどです。
視聴者の殆どが同年代の子供たち
ライアン君のおもちゃ開封動画を見ているのは彼と同年代の子供たちだといいます。自分が手に入れられないおもちゃで遊ぶ様子を見る事でバーチャルで体験しているのだ。
ライアン君の収入の殆どは動画の冒頭に挿入されるプレロール広告からによるもので、その他にスポンサー付きの動画もあるが視聴者層の多くが購買力のない小学生であるためそちらからの収入は他のユーチューバーに比べて少ないそうです。
まとめ
視聴者の多くが小学生という事もあり同年代のライアン君に共感を覚えるのでしょう。同じ子供の目線で本当に欲しいと思うおもちゃのレビューが視聴されるのも分かる気がします。
それでは以上『年収25億円を稼ぐ7歳児 ライアン君、世界で最も稼いだユーチューバーに』でした。