「無職転生」なろう系小説の最終兵器ついにアニメ化決定するも不安も大きい
理不尽な孫の手による異世界ファンタジー小説「無職転生~異世界行ったら本気だす~」のアニメ化が決定しました。小説投稿サイト「小説家になろう」で発表されている作品の中でも累計ランキングに何年もの間、1位に君臨し続けていた作品でした。
やったね! pic.twitter.com/dkUsmBGhaG
— 理不尽な孫の手 (@Magote_rihujin) 2019年3月15日
つい最近「転生したらスライムだった件」のアニメ化によって1位の座を受け渡してしまいましたが、WEB版は番外編を除く本編が2015年には完結しており、その人気ぶりからしてとっくの昔にアニメ化していて良さそうなものですが何はともあれようやく来たかといったところであります。
1~2クールでどこまで消化できるか
しかし好きな作品ながら不安材料も多く手放しに喜べなかったりします。これまでアニメ化が避け続けてきたであろう理由とも繋がるのですが、現在の1クール(12話)製作体制のアニメ化では絶対に尺が足りないのです。書籍版は未完で今現在21巻まで出ています。
恐らくアニメは2クールになるんじゃないかと思いますがそれでも厳しい。
ネタバレは避けますが原作が長すぎてちゃんとアニメ化しようとしたら苦労するのが目に見えていて何期かに分割されての製作になる事は間違いないでしょう。
原作の長さだけで言えば「転生したらスライムだった件」もなかなかのものですが、「無職転生」の場合は序盤の展開がどこにでもある普通の異世界転生モノすぎて面白くなる前に見限ってしまう人が出てくるのではという心配があります。
面白くなるまでが長い
起承転結の「起」に当たる部分がやたらと長く、物語は主人公の異世界での一生を描いた話で幼年期の話から割とじっくり書いて物語中盤では結婚を経験し後に子供も生まれます。
原作をずっと読み進めていけば、ランキング1位になるのも納得いくような構造にはなっているのですが、だからってアニメの視聴者に「面白くなるまで我慢して見てくれ」とは言えないでしょう。
『STEINS;GATE』(シュタインズ・ゲート)の序盤で岡部の痛い厨二キャラに拒否反応起こしてる原作未プレイの人に伏線が回収されるまで視聴を強いる感じが感覚的にも近いでしょうか?
下手を打てば1クール全部見ても微妙な評価のままって事もありえるのが恐ろしいのです。
下ネタが結構キツい
異世界人として転生した主人公ルーデウスは見た目は割りとイケメンなのですが中身は34歳の変態です。
スケベな主人公はよくいますがこの作品、頭のネジが2,3本飛んでるようなエロシーンが満載でどうやって処理するか監督や脚本家の腕の見せどころかと思います。
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まとめ
まだアニメ化決定の報が出ただけで放映時期とかもこれから決まっていくようです。プロモーション映像等があるわけでもないので何も判断できませんが、続報に期待です。
それでは以上、『「無職転生」なろう系小説の最終兵器ついにアニメ化決定するも不安も大きい』でした。