MANOMA(マノマ)アレクサ対応のソニーのAIスマートホームサービス レビュー
ソニーネットワークコミュニケーションズの提供する新しいネットワークサービス
ソニーネットワークコミュニケーションズMANOMA を導入しました。
MANOMAはいわゆるAmazonの「Echo」やGoogleの「Google Home」のようなスマートスピーカーを使ったサービスで他の家電と組み合わせて使ったりするのですが、こういったサービスの利用はアメリカなどではかなり一般的になってきています。
それではこのサービスを使って何が出来るのか説明していきます。
MANOMAとは何か?
MANOMAではLTE回線のアクセスポイントとして使える「AIホームゲートウェイ」と遠隔操作で自宅の様子が確認できる「室内コミュニケーションカメラ」をコアとして使用する自宅用Wi-Fi回線とスマートデバイスがセットになった月額サービスの事です。MANOMAのサービスは月額制でサービス利用料毎に提供される機器などにも違いがあります。
ただ置くだけで導入できるWi-Fi回線
光回線などのブロードバンド回線は場合によって工事が必要であったり、契約期間に縛りがあったりします。そもそもマンションによっては工事が出来ないなんてこともないとはいえません。
そこのところMANOMAのインターネットはほぼ置くだけで導入できます。難しい設定は必要なく、AIホームゲートウェイ本体に初期設定のままnuromobileのsimカードを差し込んで電源を入れればすぐにWi-Fi回線が導入できてしまいます。
MANOMAのWi-Fi回線は下り最大370Mbpsの速度で、契約期間・解約料無し月額データ容量無制限のインターネットが利用できます。
※3日間の合計データ通信量が規定値(10GB)を超えた場合は一時的に速度制限をさせていただく場合があります
MANOMAの3つの特徴
■「セキュリティ」
人感センサー内臓のコミュニケーションカメラで家族の不在時には室内を録画監視します。開閉センサーなどで窓や戸が開くなどの異常を感知した場合には異常モードに移行し大音量の警告音が鳴り、住人のスマートフォンアプリに通知が届きます。
その後、監視カメラの映像を見たうえでセコムの駆けつけサービスを要請する事も出来ます。
※セコムの対処には1回あたり5,000円/30分が別途かかります。
※セコムの対処員は自宅への入室はしません
■「オートメーション」
AIホームゲートウェイに搭載のアマゾンの音声アシスタント「Amazon Alexa」 により音声操作サービスが利用可能。人感センサーによりリビングに入るなどのセンシング起因による音楽の再生など自動で行う事が出来ます。
■「ニューライフスタイル」
「MANOMA Entrance」連携サービス事業者との連携によりあなたの都合に合わせたサービスが利用できます。ダスキンなどの家事・クリーニング代行業者からペットシッターなど様々なライフスタイルに合ったサービスが受けれます。他にも介護やヘルスケア、宅配、EC、教育、保育などの連携も準備中です。
MANOMA開封
私が契約したのはホームゲートウェイと室内カメラがセットになる「シンプルプラン」です。
「AIホームゲートウェイ」と「室内コミュニケーションカメラ」の他にマイクロSDカードとnuromobileのsimカードが付属しています。
「AIホームゲートウェイ」
サイズ 135mm × 135mm × 46.5mm
重さ 450g
付属品 電源ケーブル / 保証書 / 取扱説明書
AIホームゲートウェイには「ALexa(アレクサ)」対応のスマートスピーカー機能を搭載していて話しかけるだけで様々な操作が出来ます。
本体側面がスピーカーになっていて、下部にはネットワークに接続するための有線LAN端子やDC-IN端子、SIMカードスロット等の差込口があります。
「室内コミュニケーションカメラ」
サイズ 70mm × 70mm × 21.6mm(ゴム足を含む)
重さ 80g
付属品 電源ケーブル / 保証書 / 取扱説明書
室内コミニュケーションカメラは自宅内の様子をリアルタイムで確認したり録画の出来る機器で室内のリビング・玄関などの高い場所に設置します。
防犯のために用意されていて暗視カメラにもなっているので暗くても撮影できるようになっています。、家族全員の外出を検知すると自動的に撮影・録画を開始したり、外出先から自宅に居る家族と映像や音声でコミュニケーションをとる事が出来ます。
室内コミニュケーションカメラ下部にはマイクロSDのスロットがあり録画した映像はここに記録されます。
本体左上部分がカメラになっていて通常時はレンズカバーが閉じた状態になっていて録画はされません。外出するとレンズカバーが開いて録画を開始します。必要の無い時には物理的に撮影が出来ないようになっておりプライバシー面にも配慮がされています。
その他のオプション機器
開閉センサー(×2組)
サイズ 本体:67mm × 20mm × 20mm / 13g(電池除く)
付属マグネット(1):46mm × 10mm × 15mm / 10g
付属マグネット(2):45mm × 11mm × 3mm / 13g
付属品 CR2リチウムイオン電池 / 両面テープ / 保証書 / 取扱説明書
窓に取り付ける事で不在時に窓が開いた事を検知して通知が送れます。
Qrio Smart Tag
サイズ 46mm × 26mm × 8.5mm
重さ 10g(電池含む)
付属品 リボン / キーリング / 電池 (CR2032) / 取扱説明書
鍵などのなくしやすいアイテムにつけておくスマートタグ。在宅状況を確認するような使い方からスマホのGPS機能で位置情報を記録したり出来ます。
Qrio Lock
サイズ 115.5mm × 57mm × 77mm
重さ 240g
付属品 本体 / CR123Aリチウム電池×2 / 高さ調整プレート(大/小) / 開閉センサー / サムターンホルダー(S/M/L) / 本機用両面テープ×2 / 開閉センサー用両面テープ×1 / 固定ネジ(長×4/短×4) / 取扱説明書
被せるだけで設置でき自宅玄関をオートロック化。
料金プラン
気になる料金は利用開始月は無料・初期事務手数料無料。
2ヶ月目~24ヶ月目は月額3980円、25ヶ月目~37ヶ月目は月額5590円で利用できます。
インターネット回線に加えてWi-Fiルーターやスマートスピーカーなどのスマートデバイスが全て揃った状態で手間やコストを考えると十分お得に感じます。
まとめ
自宅のスマート化に興味がある方やインターネット回線の乗り換えを検討している方には手がつけやすくて最適なサービスではないでしょうか。
それでは以上、『MANOMA(マノマ)アレクサ対応のソニーのAIスマートホームサービス レビュー』でした。