RG 1/144 νガンダム ガンプラ製作レビュー
劇場用アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場したアムロ・レイ専用の搭乗機RX-93 ν(ニュー)ガンダムの紹介です。
2019年8月発売のこのキットは1/144スケールでは最高水準を誇るRG(リアルグレード)での商品化で、アニメに登場したデザインとは違い、さらにリアリティを追求するために実機として存在したらこうなるのではないかという考証の元ディテールやギミックを追求したリデザインとなっています。
そういう訳でこれまでに商品化されている数々のνガンダムとも違った印象のあるデザインに仕上がっています。
瀧川虚至版ニューガンダム?
最近の私は模型雑誌やウェブでガンプラの新作発表などを見てもあんまり欲しいと思う物がなく、すっかりガンプラにときめかなくなってきたのですがこのνガンダムのデザインを見た時は久々に欲しい!ってなりました。
初見の印象は何だか瀧川版っぽい!?
瀧川版νガンダムと言えばstudio RECKLESSのガレージキットのデザインが浮かびそうですがこちらではなくて…
studio RECKLESSのガレージキット版1/144νガンダム
マスターアーカイブの最新画稿
それより後に出たこっちのマスターアーカーイブ版のνガンダムも瀧川氏が画稿を担当していてこのデザインが今回発売になったRGνガンダムのデザインがこれにかなり似てると思ったんですよ。
過去にはRGのGP01とフルバーニアンのデザインをやっていたのでもしかしたら、今回のνもそうではないかと思ったのですが瀧川虚至本人が関わっているというソースも見つからないのでハッキリしたことは分かりませぬ。
RG νガンダムキットレビュー
前置きが長くなりましたが本題に入ります。発売日にアキバのヨドバシで購入しました。箱の大きさ普通のHGUCを2個並べたくらいの大きさで結構ボリュームがあります。
毎回RGシリーズにはアドバンスドMSジョイントという組み立て済み内部骨格が使われていて部品を共有していたのですが、今回は大型モビルスーツという事もあってか骨格部品は流用されずにMGのような組み立て式のフレーム構造になっていました。
あれってGP01にしてもMk-Ⅱで使われていたようなムーバブルフレームのバランスに引きずられるからあまり好きじゃなかったんですよね。
内部骨格に使用されなかった代わりに今回はフィンファンネルの稼動部にアドバンスドMSジョイントが使われていました。
ファンネルをコの字型に曲げる時などカチッカチっと小気味良い感じで決まります。
とりあえずパチ組みしてみました。未塗装ですけど十分カッコ良いです。
膝も装甲がスライドしてかなり動きます。
胸部の黒いパーツはMGνガンダムVer.kaみたいに多くのパーツで分割されてますが、スライドしてサイコフレームが露出するギミックが内臓されてたMGVer.kaと違ってそんな分割は必要ない気もしますが…
あとはフロントスカートの謎のスライドギミック?何だこれと思いましたがHWS(ヘビーウエポンシステム)の追加装甲をはめ込むための穴じゃないかと思ったのですがどうでしょう?
そうなってくると先ほど疑問に感じた胸部装甲の分割もひょっとしてHWSとのパーツ差し替えの為のモノかと思うと納得できるような気がします。(写真はMGの物)
RGサザビーと並べるとこんな感じ。νガンダムと並べたいが為だけに事前に作っておいたやつです。これも良キットでした。
あとRGνガンダムの良いところはシールドの保持が割りとしっかりしているところですかね。他のRGはシールドが腕からポロリしやすくてネオジム磁石埋め込んだりしていたのですがνはなかなかしっかりしています。
同スケールの1/144 GP01と並べるとこんなに大きい。
塗装完成させました
それでは全塗装して一旦完成させました。付属のシールは貼ってません。
さすがにフィンファンネルを背負わすと背中に重さがかかってちょっと立たせるのが厳しい。
ファンネル同士の連結はしっかりしています。MGのVer.kaではポロポロ崩壊してしまうので、いっそのこと全部接着固定してやろうかと思ったくらいでしたが…
付属のシールは分厚いので使いたくはありませんのでRGユニコーンガンダムか何か別キット用のガンダムデカールでもないかと模型店に行ってきたのですが、ガンダムデカールのコーナーが自体が店頭から消えてました。
今はもう水転写のガンダムデカールって市販されなくなってるみたいですね。
じゃあRGνガンダム専用の水転写デカールも出ないのかと思っていたらありましたよ。
あるにはあったんですがプレミアムバンダイの通販限定の別パーツでRGνガンダムダブルフィンファンネルの拡張セットを購入するとRGνガンダム本体分を含む水転写デカールが付いてくるらしいです。
欲しいのはデカールだけなんですがポチるか微妙なところですね。
まとめ
この間幕張メッセのC3AFAでRGνガンダムの雑誌作例の展示をじっくり見てきましたが(現在は新宿の西ヨドホビー館に展示中)紙面には塗装の説明で締め切り間際で白パーツは白サフ吹きっぱなしと書いてあり、あまりカラーリングの参考にはなりませんでした。
それでもそれっぽく見えるんだなと思い、白サフも買ってみましたが結局使わずグレーサフで下地作って混色した白を上から塗りました。
それでは以上、『RG 1/144 νガンダム ガンプラ製作レビュー』でした。
RG 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア νガンダム 1/144スケール 色分け済みプラモデル
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- 発売日: 2019/08/10
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